事例紹介

  1. 安全・品質への取り組み
  2. 運輸安全マネジメント

大手農機メーカーK社様 事例

海外調達物流サービス

大手農機メーカー様のエンジン製品において、海外調達される部品の調達物流を展開しております。主に中国から輸入される部品(フライホイール・ギヤケース等)の部品検査・検品並びにアッシ取付け作業を行ない、メーカーの生産ライン組立て順序に基づき、順序引き納入を展開しております。また、不適合品を日本へ輸入しない体制として、当社の中国デポで1次検品を実施し、不良品を国際輸送しない仕組みを構築しております。

フロー図

当社の機能

  • 中国デポにおける部品検品を実施し、不適合品を中国内でチェックできる体制
  • 海上輸送の取次から通関手続、保管、加工、トラック輸送まで連動した一貫管理体制
  • 調達部品の国内検査を実施し、サブアッシ(組立て)作業にも対応
  • 生産工場への納入は順序引き納入を展開し、ジャストインタイムに部品を供給

K社様のメリット

1.日本へ不良品を持ち込まない
不良品を国際輸送するというムダが排除できた。
2.不良発生時の対応が早くなる
日本へ到着してから不良が発見されるまで、メーカーでは不良品を作り続けていた。中国での検品によって、今までより早く不良がわかり、不良品そのものが減少した。
3.不良品保管の削減ができる
中国国内での対応となり、不良品を各メーカーに引き取らせることにより不良品保管を削減できた。
4.品質レベルの把握、品質検討が容易となる
中国デポに各部品が集約管理されているので品質上の確認も容易。また、各メーカーへの指導についても、中国内の移動となり、迅速な対応が可能となった。
5.在庫数の低減ができる
中国メーカーでは不良発生時を考慮した、余剰生産を無くすことができた。
6.責任所在が明確になる
物流不具合発生時の原因がつかみやすくなった。